2年次「学外実践活動」に関するQ&A
これまでに寄せられた質問や相談について、概要をまとめました。参考にして下さい。
<活動先について>
(Q)児童分野の活動を考えているが、どこで活動したらよいか糸口がつかめな
い。また、自宅の近くに活動出来そうな施設・機関が見あたらない。ボランティ
アの募集をよく見かける保育所や児童館で活動したいと思うがどうか。
(A)社会福祉士の国家資格を目指すのであれば、児童分野のソーシャルワーカー
がいる施設・機関について、もう一度よく調べて見てはどうか。児童養護施設や
母子生活支援施設でもボランティアを募集している施設がある。児童分野のソー
シャルワーカーを目指すのであれば、通いやすかったり、入り込みやすかったり
といった安直な方向へ行くのではなく、自分の学びの志向により近い現場での活
動に取り組んでもらいたい。
<活動時間について>
(Q)プリントに15日間(75時間)以上と書かれていたが、75時間実践活動を行
なえば15日間でなくてもよいか。
(A)原則としては、提示した内容について自身で判断してほしい。考え方をお
示ししておくと、ソーシャルワーカーを目指した学びの為にはある程度継続的な
実践活動が必要と思われる。例えば、今回対象となっている8月中旬から12月中
旬の期間に、毎週活動したとすれば15日から18日程度の活動になる。また、夏休
み中に10日間程度活動し、秋学期の期間中、2週に一度程度活動すれば、やはり
15日以上の活動になる。これらはあくまで目安です。実践活動報告書を書くため
に、活動を探すのではなく、自らのフィールドをもって、そこに関わり続けるこ
とに主眼をおいてほしい。
<医療機関での活動について>
(Q)MSWを志望しているが、医療機関では活動できそうにないが、どうしたらよ
いか。
(A)MSWが関わらなければならない利用者について考えてみてほしい。医療機関
は、ほとんど全ての人が利用することになる。また、高齢者や障害のある人は、
医療にかかる機会が多くなる。そういった、人たちの生活の支援に関わっていく
中から、自分がどのようなMSWを目指すのか考えてみるのも意味があるのではな
いか。
<老人保健施設での活動について>
(Q)老人保健施設での活動を希望しており、できれば実習にも繋げたいと希望し
ている。ただ、テキスト(社会福祉原論)を見ると、老人保健施設は社会福祉士
の実習施設として認めらていないようだ。3年次実習の施設として該当しないのか。
(A)本年度より、医療機関が実習施設として認められている。テキスト(社会福
祉原論)は、それ以前に出版されているため、リストに入っていない。3年次実
習については、本学科の実習をお願い出来るかどうか相談しなければならないの
で、秋学期に入ってから相談してほしい。
相談担当者:社会リハビリテーション学科・蜂谷