3.今年の関心

  @コミュニティワーク事例検討法の研究

   ・ 私が最も関心のある研究テーマ

     現場のワーカーがOJTとして、実行可能な事例検討の方法論を研究する。

    現在、宝塚市社協地域担当者研修(月1回)、兵庫県社協地域福祉専門ゼミナール(隔月1回)のスーパーバイザーとして事例検討法を試行開発中。

    兵庫県社協地域福祉スタッフと共同研究を開始。

     

  A地域ケアシステム運営研究

     芦屋市の高齢者地域ケア会議委員として隔月に参加するという貴重な機会を利用して、地域ケアシステムの運営方法論や運営者養成のあり方を検討中。

     芦屋市の地域ケア会議は、幸い、私のスーパーバイジーに、この会議運営の担当者達がなってくれたので、彼ら(彼女ら)と共同でこのテーマを考えていきたいと思っている。

      

  B日常生活圏研究

   地域福祉の醍醐味である日常生活圏域における「地域福祉力形成」の研究。小地域福祉活動研究を全社協で開始。最近は、ケアリングコミュニティとして、まちづくりを福祉NPOがケアから作ろうとしている。私の関わりでは、宅老所を運営するNPOは誰もが住み続けられる地域づくりを目指している。また、介護保険事業計画や地域福祉計画は日常生活圏域を中核とするエリア計画ともいえ、障害者計画における地域生活支援は日常生活圏域における福祉コミュニティ形成を抜きには考えられない。このように、自治体政策においても日常生活圏域研究がクローズアップされ出している。あれやこれやで、住民活動+市民活動(NPO)+自治体(計画)の三者の協働テーブルとして日常生活圏域研究を本格的に開始したいと考えている。

 

  Cその他

   逆デイサービス、小規模多機能ホーム、地域共生ケア、権利擁護、当事者組織化支援、コミュニティソーシャルワーカー養成、社協支援に関わっている。

  

 

 

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