奧西ゼミの続きです。
障害のある子どもたちの水泳プログラム(京都障害児福祉協会 丹後療育センターにて)
私も海岸のゴミ拾いボランティアに精を出す(京都障害児福祉協会 丹後療育センターにて)
創造・個性・協力がこのキャンプのテーマです
2005年度前期の奧西ゼミの活動
奧西ゼミは、女性4名、男性5名の9名のゼミです。1回生前期における「社会リハビリテーション基礎演習」のゼミでは、「対話」することをテーマにゼミ 活動をすすめました。話し合うことの大切さを学ぶために、ある事件の解決に向けて、ゼミ学生による模擬討論をしたり、陪審員制度に関する映画(「12人の怒れる男」)をビデオで見たり、さらに、民俗学的なアプローチから、人々が話し合うことの歴史文化的な側面について学びました(宮本常一「忘れられた日本人」)。
問題解決のための話し合い(グループワーク)
また、前期の最終日には、ゼミ生で、明石東宝まで「父と暮らせば」(井上ひさし原作、黒木和男監督、宮沢りえ、原田芳雄出演)という広島の原爆をテーマにした父と娘の映画を見に行く機会に恵まれました。
宮沢りえの演じる娘、美津江と原田芳雄の演じる父、竹造との間でかわされる2人の切実な「対話」から織りなされる物語を映画館でじっくり味わいました。
いろいろな角度、視点から、人間の営為である「対話」について考察を深めた3ヶ月でした。
映画「父と暮らせば」より。新潮文庫から原作が出ています。是非、お読み下さい。奧西ゼミの推薦図書。