ようこそ高間研究室へ
プロフィール
履 歴
福井県生まれ、54歳(中年真っ盛り)
大学院終了後、神戸市の児童相談所、福祉事務所(24年間)、面接業務ひとすじのソーシャルワーカー職業人生を送る。
その後、福岡県立大学で社会福祉学科の教員として働く。
5年間の単身赴任生活を終えて、今年度から本学に着任。
趣 味
海外、国内を問わず、旅行大好き人間。
その国や地方の歴史などを、よく下調べして、教会や寺院などの史跡を巡る。
ドライブ旅行で焼きものの里や温泉地を巡り、その土地の名物料理を地酒でたしなむ。
専門領域
貧困問題、ソーシャルワーク
皆さんヘ
皆さん方にとって、貧困という問題はすでに過去のものと考えられがちですが、決してそうではありません。
最近発表された経済協力開発機構(OECD)の統計によれば、わが国は15.3%という高い貧困率を示し、世界で5番目(メキシコ、アメリカ、トルコ、アイルランドに次ぐ 平均は10.4%)の数値を示しています。これは国民の「所得格差」がきわめて高いことを示しています。
今から20年ほど前には、スウェーデンやデンマークなど北欧なみの「平等な国」で貧困率も低かったのですが、ここ20年ほどで、なんと国民の15%が貧困世帯になりました。
私のゼミではこのような貧困問題について学び、また貧困世帯の支援のあり方についても学んでいきます。貧困問題の解決は社会福祉の基本的課題です。皆さんとともに活発に論議しながら、貧富の差のない社会づくりをめざして学習していきたいと思います。
私のゼミ室はいつでもオープンです。皆さん方の来室を心から歓迎します。
いつでも気軽に高間研究室へ